花屋さん基本の道具といえば、やっぱり最初に思いつくのは、”ハサミ”ですよね。
仕入れたお花の水あげをしたり、ブーケやアレンジメントなどを活ける際の長さを決めたり、お花を長持ちさせる切り戻し作業など、ハサミは大活躍します。
そこで、お花屋さんの手帳スタッフが実際に日々使っているアイテムをご紹介したいと思います。
お花の資材専門店では様々なタイプや価格のハサミが売られていますが、使い馴染みの定番はこちらの3種とフローリストナイフ1種です。
1、アルスコーポレーション
アルスヌーボー3000 定価¥2,280(2015年8月現在)
適度な刃の長さとシャープな刃先で切りたいものを狙い切り。フラワーアレンジメンなどの細かな作業に最適です。
2、アルスコーポレーション
ファミリー140DX 定価¥2,500(2015年8月現在)
刃が大きく開くので茎の束ね切りや枝切りに最適です。
アルスヌーボー3000に比べて重さは多少有りますが、手にフィットするスリムな持ち手で長時間の作業でも疲れにくいのが嬉しいです。
3、文具店に売っている普通のハサミ
個々が使い慣れたもの ¥100~500
リボンやラッピングペーパー、セロファンなどの切り目を美しく保つ為、生花用と完全に使い分けています。
4、ヴィクトリノックス
フローリストナイフS-A 定価¥2,500(2015年8月現在)
スイス製、プロに信頼されているフローリストナイフの代表です。切れ味抜群で切り口をつぶさずきれいに切れるので、アレンジメント制作には欠かせません。豊富なカラーバリエーションと、左利き専用があるのも魅力です。
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上記で紹介した品はお花の資材屋さんやホームセンターの園芸コーナー等でも取り扱い多い商品です。研ぎに出せるタイプではないので、永久品ではありませんが、使用後に汚れや水分が残っていると切れ味が落ちたりサビつきの原因にもなるので、柔らかい布でしっかり拭き取ってあげるのがメンテナンスのポイントです。
指を切るととっても痛いですよね(;_;)
ケガにはくれぐれも注意して、切れ味抜群~プロの花道具~をお試しください。