2月も本日29日で終わりです。お花屋さんの手帳の実店舗 FLOWER WORKS SAKU(以下SAKU)もオープンして2ヵ月が経とうとしています。さて2016年の冬は暖冬だと言われてましたが、振り返ればやっぱり寒い日はありました。特にSAKUの店舗は正面と側面の間口を常時開放しています(雨が強い時でも正面は解放してます)
花屋は寒さと闘うお仕事でもあります
お客様が外から見た時に、店内やお花の様子を見えやすくする為ですが、常に吹きさらしの状態なので、極寒の日は罰ゲーム状態です。デザイナーは常に貼るカイロを装備していますが、寒い日は手先がかじかんで動かないので、アレンジメントや花束を作る際はお湯やストーブで手を温めてから制作する日もあります。
エアコンやストーブで室内を暖めた方が効率的じゃないの?と思われるかもしれませんが、切花にとって暖房機の温風は乾燥させてしまうので好ましくありません。プロフェッショナルの彼女たちはこの時期、寒さと闘いながら毎日たくましくお仕事しております。
花屋は冬の方が光熱費がかからないはず
さて、ご家庭でも気温で大きく左右される電気代ですが、お店(花屋)だとどれ位かかるのでしょう?ちなみに我が家では電気代は夏より冬の方がはるかに高いです。床暖房とエアコンがフル回転しているので、夏の2倍以上電気代が高くなる月もあります(ちなみに我が家はオール電化なのでガス代はかかりません) 一般家庭だと夏より冬の電気代の方が高いのが普通ですが、おそらく花屋は冬の電気代の方が格段に安くなるはずなのです
理由その1
冬場は花の事を考えて店内の暖房器具の使用を極力避けるが、逆に夏は店内を冷やす為にクーラーをガンガンに付けなければいけない。
理由その2
冬場はフラワーキーパー(冷蔵ショーケース)を作動させてなくても大丈夫な日が多いが、夏場は24時間作動させなければいけない(これが大きいと思う)
気になるオープンしてからの電気代
これらを考慮して、オープンから2ヶ月が経とうとしているSAKUの今月(28年2月分)の電気代はいくらだったかと言うと・・・
従量電灯が13,206円
低圧電力が2,254円の
合計15,460円でした。
(ちなみにガス代は5,688円です)
この電気代が高いのか安いのかわかりません。他にお店をされている方から見れば「安っ!!」と思うかもしれませんが、SAKUは常に省エネ、節電を心がけてますので、もう少し安くてもいいかなぁというのが正直な感想です。
夏場に向けて少し恐い電気代
2月の内訳を見てみると
やはり寒い日の電気使用量が飛びぬけてます。25日の大阪の最低気温は-4℃ 水道管が凍っていて午前中は水が使えませんでした。この日はお花が冷え過ぎては駄目なのでフラワーキーパーもフル稼働でしたし、電機ではありませんが、休憩室のガスファンヒーターもフル稼働でした。
これから暖かくなるにつれて、フラワーキーパーやエアコンの稼働率は増えてくるはず。花屋にとって電気代が安いと思われる2月でこの金額なので夏場は4万位になるのかなぁと、もし6万円位だったらどうしよう。。。と少しビビッてしまうのでした。電気代については今後もレポートしていきます。