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特集一覧

~道具編~ フローリストケース

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前回紹介した、使い馴染みのハサミやナイフを収納するアイテムが”フローリストケース”(シザーケースと言ったりもする)
美容師さんが腰に巻いたり、肩にかけてるのはよく見かけますよね。それのお花屋さん版です。職種によってそれぞれに機能的で使い易さ、デザインを追求した商品の中から、お花屋さんの手帳スタッフが使用するお気に入りアイテムを紹介します。

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視認性がとっても大事

WEBデザイン担当のfumiです。
世間はお盆休み。帰省や旅行中の方も多いと思います。

街を歩いている時、電車に乗っている時、ごはんを食べている時、目に飛び込んでくる様々なカタチ、文字。そんな中から、デザインのインスピレーションを受けることが多くあります。お花と併せて、いろいろな角度から「デザイン」をピックアップしていきたいと思います。IMG_8128
チューリップの植木鉢でひと休み^^ (Photo by: fumi)

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アレンジに重宝、『レザーリーフファン』

お花のメンテナンスとして、一番大切なのが、“水あげ”です。

お花が箱に入って入荷された時点では、お花は水が下がり、はやくお水をくださいといった状態。

たくさんのバケツに、茎を切ってはどんどん入れていきます。お花の入荷時は『今回のトルコキキョウは大きいね』『このガーベラ久しぶりだ』『かわいいね~』とか言いながら、みんなでわぁわぁ水あげをするのは楽しく、爽快な仕事風景です。

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自然の涼に癒されて・・・

こんにちは、お花屋さんの手帳 akeです。連日の猛暑、今年の夏はなかなか手強いですね。職場でも自宅でも冷房漬けの毎日にそろそろ身体の冷えも感じはじめた今日この頃…。
お盆で帰省中の友人と自然の涼しさを求めて、近場のクールスポット箕面大滝へ。
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関西ではCMで有名です!「箕面の滝」(Photo by: ake)

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~道具編~ ハサミ

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花屋さん基本の道具といえば、やっぱり最初に思いつくのは、”ハサミ”ですよね。
仕入れたお花の水あげをしたり、ブーケやアレンジメントなどを活ける際の長さを決めたり、お花を長持ちさせる切り戻し作業など、ハサミは大活躍します。
そこで、お花屋さんの手帳スタッフが実際に日々使っているアイテムをご紹介したいと思います。


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プリザーブドフラワーとは

プリザーブドフラワーとは、生花や葉を特殊な液の中に沈めて水分と色素を抜いたものをいいます。「Natural preserved flowers and foliage」という言葉から日本でプリザーブドフラワーという言葉がつきました。

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プリザーブドフラワーの作り方は

1.新鮮な生花を脱色液につけて脱色させる
2.脱色された花を潤滑液入りの着色液につける
3.乾燥させる
※液は一度使うと品質が落ちるため何度も使うことはできない

1991年にフランスのヴェルモント社が特許保存技術を発表しフラワーデザイナーたちが利用したことによって広まってきました。だだ、ヴェルモント社が発祥の起源ということではなく
同じころ、フランスのヴェルディッシモ社も輸入を始め製造もするようになり、本格的に市場に出てくることとなりました。

プリザーブドフラワーの長所は、なんといっても長持ちすること。同じく長持ちするドライフラワーとは違いみずみずしい品質と柔らかさがあり軽い仕上がりが特徴です。花粉のアレルギーの心配がなく、病院のお見舞いの花としても利用できます。また、長持ちする、軽いという点でウエディングブーケをして利用することも多いです。

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反対に短所は、手間をかけての加工故に高価であるということ。生花より破損しやすく、湿気や紫外線に弱いところです。また、一度脱色した生花に着色をしていることから、布等に長期に接していると花の染料が色移りしたり、同様に濃い色の花と薄い色の花(赤と白など)が長期に接していると、薄い色の方に色移りします。

以上のようにプリザーブドフラワーの特徴を理解すると贈るべきシーンが見えてきませんか?

プリザーブドフラワーは長ければ2~3年もの間もつとも言われていますが
いくら加工してあってもお花はお花。やはり劣化してきます。

プリザーブドフラワーのアレンジメントの交換の目安としてワンシーズン飾れば上出来。というくらいの気持ちでいてくれると私たちデザイナーもうれしいです。

出典:公益社団法人日本フラワーデザイナー協会
   プリザーブドフラワーコーステキストより

お花屋さんになりたい子どもたち、人たちへ

こんにちはお花屋さんの手帳編集部です。お花屋さんの手帳では毎日、フローリスト(お花を作る人)が沢山のお花に囲まれてお客様からのお花を作ったり、新しいデザインを考えたり、次のイベントの事を考えたりしています。
フローリストという職業は現在でも女の子のなりたい職業の上位に必ずランクインします。
将来お花屋さんになりたい子どもたち、これからお花屋さんを考えてる方たちに、少しでも参考になればと先輩フローリストの彼女たちにアンケートしてみました。全2回になりますが、第1回目は彼女たちがお花屋さんになるまでをまとめてみました。

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そのお花、大丈夫?栽培注意!のお花ってのがあるんです!

こんにちは、毎日暑いですね。お花屋さんの手帳 フラワーデザイナーのあきちゃんです。こう暑いと、野に咲くお花たちもかわいそうに感じてきますが、それでも元気に咲いてくれているのを見ると、私も元気になります。

今、自宅マンションの近くの公園に黄色いコスモスがきれいに咲いています。このお花はキバナコスモスというお花で、名前のとおりコスモスの仲間ですが、花の咲き方や色合いが通常のピンクや白のコスモスとは違います。

お花はピンクのコスモスに比べると少し小さ目になります。コスモスというと、秋に咲くイメージがありますが、このキバナコスモスは6~11月に咲く、キク科のお花で、ピンクのコスモスよりも早い、夏の時期に花を咲かせます。

花の色は淡い黄色から濃い黄色、赤っぽい色までまで幅があり、一重咲きののほかに八重咲きの品種もあります。

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キバナコスモス

ピンクのコスモスと同様、長い茎とぎざぎざした葉が特徴的でアレンジメントに動きを出したい時などに、長い茎を生かしてアレンジするととても効果的です。また、実物との相性も良く、秋のリースなどにも最適のお花です。


しかし、キバナコスモスだと思って育てていたお花が実はそうでなかった!という、よく似たお花が存在します。それはオオキンケイギク(大金鶏菊)というお花です。

オオキンケイギクは、北米原産の多年草のお花で 5~7月頃にキバナコスモスに似た黄色い花を咲かせます。このお花はとても生命力の強いお花で、一度定着してしまうと、そこに現存している草花の生育場所を奪い、周りの環境を変えてしまうため、2006年に特定外来生物に指定され、生きたままの運搬や栽培などが原則禁止とされました。2557271133_79d58a159e_b
オオキンケイギク
Photo:TANAKA Juuyoh (田中十洋)

ということは・・・ そう!その黄色い花の栽培は犯罪なのです。特定外来生物法により、個人が野外に植えたりした場合懲役3年以下または300万円以下の罰金が科せられてしまいます。


では、どうやって両者を見分けたらいいのでしょうか。
見分ける方法としては、葉の形を見ること。

キバナコスモスとオオキンケイギクの葉は形が全く違います。キバナコスモスのは葉がギザギザしていますがオオキンケイギクは長くて細い形をしています。11789
↑キバナコスモスの葉
オオキンケイギク
↑オオキンケイギクの葉

みなさんのおうちや、ご近所さんのお花は大丈夫ですか?

街で黄色いコスモスに似た花を見かけた時は、ぜひ葉っぱの形を確認してみてください。そして、オオキンケイギクを栽培している人を見かけた時はぜひ一声かけてあげてくださいね。

出典:環境省ホームページ

 

ばるふらお花辞典 -第1回 バラ ROSE-

教えて!ばるふらちゃん♪世界中で約20万種あると言われているというお花。お花が大好きなばるん君、ふらわちゃんが、楽しいお花のカードを作りました。プリントアウトして飾れるハガキサイズ。集めるとお花辞典に変身!
rose-card
印刷用ファイルのダウンロード

バラの説明

花名のバラはケルト語の「rhodd赤色」に由来しています。
その美しさから愛と美の象徴とされるバラは、古くから気持ちを伝える花として用いられています。恋愛に関する花言葉が多く、花の色だけでなくつぼみの大きさや本数にまで花言葉が付けられています。
赤バラ

色ごとのバラの花言葉

◆赤
情熱、愛情、あなたを愛します、貞節、美、模範的 ・熱烈な恋、私を射止めて
◆ピンク
美しい少女、上品、気品、しとやか、温かい心、満足、一時の感銘、愛を持つ、輝かしい
◆白
心からの尊敬、無邪気、清純、純潔、恋の吐息、相思相愛、尊敬、素朴
◆黄色
友情、献身、可憐、美、さわやか、あなたを恋します
◆青
神の祝福、奇跡、夢 かなう
◆レインボー
奇跡、無限の可能性
色や形で意味が変わる バラの花言葉

状態ごとのバラの花言葉

多弁のバラは「誇り」
一重のバラには、「清純な愛」、「静かな愛」
満開のバラには「私は人妻」
棘のないバラは、「誠意」や「友情」
つぼみ・・・「愛の告白」「恋の告白」
色や形で意味が変わる バラの花言葉

ピンクバラアレンジ

本数ごとのバラの花言葉

1本:「一目惚れ」
3本:「愛しています」「告白」
7本:「密かな愛」
11本:「最愛」
99本:「永遠の愛」「ずっと一緒にいよう」
108本:「結婚して下さい」
999本:「何度生まれ変わっても貴方を愛す」
本数で変わる“バラの花言葉”がロマンティックすぎる

プロポーズ
欧米では、愛する人に贈る花として12本(1ダース)のバラを贈る習慣があり、これをダズンローズと言います。昔、ヨーロッパでは、プロポーズをする男性が彼女の家へ行く途中で野に咲くバラを12本摘み、花束を作り、1本1本に誓いを託して愛の言葉とともにプロポーズをしたようです。

12本に込められたバラの意味とは

感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠。
受け取った女性は、そのプロポーズに答えて花束から一輪のバラを選び、男性の胸に飾りプロポーズの返事としました。
それがウェディングブーケ&ブートニアの由来になったとも言われています。

一生の中でも、バラを貰う経験はなかなか貴重かもしれません。情熱的でロマンチックなバラの花は女性なら、誰でも一度は憧れるものです。色や本数によって意味が異なりますので、ぴったりな花言葉のバラを選んでみるのも素敵。
男性の皆さん、大切なあの人にバラを贈ってみませんか?