またまた前回の記事をアップしてから随分時間が経ちました。さて今回は築48年の物件を自分好みの花屋に変える改装の話です。出来る事は自分でやってきたのですが、こればっかりは流石に難しいです。信頼できるプロの大工さんにお願いしました。もちろんお金は掛けれないので知り合いの工務店に内装、外装込みでこの金額でお願いします!と初めから頼み込み、削れるところは削って工事してもらいました。今回はのそ内容を書きます。
居心地の良い空間を目指して
店舗部のデザインについて僕が出した希望が「シャビーでインダストリアルな空間でアンティークなジブリ感も欲しい」というオーダーです。なんだか良く判らないイメージですが、簡単に言うと工場や作業場のような雰囲気に温かみをプラスした空間です。
花屋なのに工場みたいなイメージ?と大工さんに突っ込まれましたが、そこは主役はお花達。お花やグリーンはどんなところに飾っても空間が明るくなるので問題ありません。ただ店内が冷たいイメージにならないようにジブリ映画に出て来そうな店のテイスト(ほっこり安心感がある)もプラスしてもらいました。
何度も打ち合わせをして、参考写真やイラスト等で細かくイメージを伝えて改装プランが出来上がりました。
改装プランはこうです。
・間口をL字に開放したいので入り口部側面の壁を壊す。
・入り口部をシャッター限界までの高さまで上げる
・店舗部を拡張するので真ん中の部屋は潰す。
・潰した部屋ともともとあった店舗部に段差が出来るのでフラットにする
・店舗部の天井を壊す
・店舗部の窓を埋める
・店舗部と奥のキッチンに新たに壁を作り、ドアも付ける
・店舗部の壁はクロスではなく塗で雰囲気を出す
・2Fを畳からフローリングにする
・外壁を塗りなおす
とここまでで、どうしても予算オーバーになるので今回は2Fについては諦めました。
毎日がハイテンション
工事期間中は時間の許す限り毎日店舗を見に行きました。解体から建具の色塗りや内装の壁塗り等、素人ながら手伝える範囲で手伝いました。
毎日変わる店内の雰囲気ワクワクでした。床壁が塗終わった時、床が出来上がった時、入口の折れ戸が入った時、初めて付ける照明の明るさや塗り立てのペンキの匂いなど今でも鮮明に覚えてます。
そして工事を開始して1ヶ月が過ぎたころ外壁の塗も完成して看板をつけて工事が完了しました。完成したお店は当初の自分の想像以上に理想的な形になりました。大工さんに本当に感謝です。
さて、いよいよお店は出来ました。後は店舗什器を入れて店内の飾りつけをするのですが、完成後のお店の様子はまた次回のお話で
自分のイメージを形にしてくれる大工さん
もし知り合いに工務店や関係者がいれば絶対に相談した方がいいです。スケジュールの問題で知人の工務店が直接工事出来なくても、信頼できる業者を紹介してくれるし金額面も相談に乗ってくれます。
僕の場合は自分が好きなお店の内装や外装を手掛けた知り合いの工務店にお願いしました。タイトな工期と金額でも二つ返事でOKしてくれて感謝です。もし北摂で店舗の内装やリフォームを頼む場合があればご紹介しますのでお気軽にSAKUまでお問い合わせください。