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お花屋さんの手帳がデザインしたお花が全国に並ぶ

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お花屋さんの手帳のフラワーデザイナーにはいくつかの仕事があります。まずインターネットでご購入いただいたお客様用の商品作りです。それぞれのご注文の詳細を確認しながら贈る人、貰う人やシチュエーションやストーリーを想像してアレンジメントや花束を制作します。実店舗のFLOWER WORKS SAKUにお花を買いに来られるお客様の接客も大切な仕事のひとつです。お誕生日のお花の配達を依頼しに来られるお客様のご相談にのったり、ブライダルのお花のご依頼を受けて当日まで何度か打ち合わせしたり、ご自宅に飾るお花を選ばれるお客様に、いろいろとお話しをしながらおススメのお花を紹介したりしています。そしてもう一つデザイナーとしての本領が発揮できる仕事があります。

商品をデザインするお仕事

お花屋さんの手帳では、大手スーパーやショッピングモールの店頭や、全国展開のコンビニのカタログギフトなどで販売する季節のお花のデザインを依頼され、提案をしています。経験豊富なデザイナーが限られた花材や資材の中で、出来る限りよいものをお作りできるよう努力します。

一番近い時期に販売開始になる商品が、9月の敬老の日のお花です。敬老の日のお花ということですので、年配の方がもらわれることがほとんどです。年配の方の好きなお色やお花を選び、デザインをします。また、大量生産することも考え、あまり凝ったことはせず、それでも見栄えよくデザインを考えます。

ショッピングモールの敬老の日アレンジの提案

ショッピングモールの敬老の日アレンジの提案

先日は、気温36度という猛暑の中、汗をかきながら来年のお正月向けのアレンジメントのデザインをしました。今の時期、お正月のお花でよく使用する、千両や葉ボタン、お正月用の松などの花材が手に入らないので、本来は生花でお作りするところを、代用の造花を使ってアレンジし商品を作っていきます。主に、カタログやインターネットでの販売になるため、ご購入されるお客様は商品の写真を見てご購入されます。そのため季節柄入荷しにくいお花や、その時期に高騰するお花を考え、そういうものは出来るだけ使用せずにデザインを考えます。予算がいくらでもあり、何の制限もなければもちろんいいものはできます。しかし、予算や制限がある中でのデザインは、かなり大変ですが、そんな中でもよいデザインのものが出来上がった時は、とてもうれしいものがあります。

コンビニさんのカタログギフト。お盆の猛暑日に正月をイメージして

コンビニさんのカタログギフト。お盆の猛暑日に正月をイメージして

お花屋さんの手帳がデザインした商品が全国の店頭やカタログに並ぶ事を考えると、とってもワクワクする仕事です。フラワーデザイナーに限らず、デザイナーの仕事というのは、限られた予算や制限の中で、相手が求めるものを作り出す仕事です。お花屋さんの手帳のデザイナーは、すべての皆様に喜んでいただけるよう自分の持つ力を最大限に発揮し、毎日頑張っています。

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