9月に入ってもまだまだ暑い日が続きますね。夏前から今年の夏は暑くなるらしいよーと言われてましたが梅雨明けから本当に暑い日が続きました。毎日どこかで「記録的な」という言葉を耳にしました。大阪では猛暑日の連続日数が新記録だったらしいですが、これだけ暑い日が続くとやはり気になるのは電気代。2016年の冬の電気代の記事の時に花屋は冬より夏の方が電気代がかかるはず!と書きましたが実際はどうだったのか。ガクガクブルブルの結果発表です。
お花の為に冷房器具はフル稼働
これだけ暑い日が続くとエアコンや扇風機はフル回転です。もちろんフラワーキーパー(冷蔵ショーケース)も24時間常時動作しています。
ちなみに冬(2016年2月)の光熱費は幾らだったかというと
従量電灯が13,206円
低圧電力が2,254円の
電気代合計15,460円
ガス代は5,688円だったので
電気代とガス代の合計で21,148円でした。
冬の場合は面白いように気温に影響を受けていた電気代でしたが、猛暑日続きの夏の電気代は
従量電灯が17,715円
低圧電力が5,404円の
電気代合計23,119円
ガス代が基本料金のみで1,053円(コレ高くないか?)
電気代とガス代の合計で24,172円でした。
うん。。。そうだろうね。上がるよね。
フラワーキーパーの低圧電力は倍以上だけど、トータルでは予想より全然安いです。正直4万円位だろうと思ってたので嬉しい驚きです。
8月の内訳はこんな感じです。
日別でみると金額も気温も1番高いのが8/19日の37℃で779円。
(ちなみに冬場は最低気温-4℃の日が1135円で一番高い日でした)
こんなに省エネでこの夏を乗り切れたのはスタッフが節電を意識して簾付けたり、猛暑日は普段は開放してる入口を締め切ってくれてたおかげかなぁと。
夏前は電気代にビビってましたが、節電を頑張ってくれたスタッフに感謝です。
節電より大切な事
FLOWER WORKS SAKUをオープンして初めての夏が終わりました。記録的な猛暑日が続く今夏を乗り切れたので来年以降の夏も大丈夫でしょう(来年も異常な暑さは本当にやめて)
花屋にとって夏場はお花の日持ちが悪くなるのでお花の管理は本当に気を遣います。店内のレイアウトを変えて、冬場は営業中に売り場に出しているお花も全てキーパー内で管理しますし、アレンジや花束の制作もよりスピードが求められます。
そしてこれは全シーズンを通して言えるのですが夏場の仕入れは特に気を使います。花選びはもちろん仕入れた新鮮なお花をしっかり水揚げピカピカしにて、次の仕入までには全て売り切りお花が足りなくなればその日の内にまた市場に仕入に行く。SAKU(お花屋さんの手帳)では夏場はもちろん常にそのサイクルを繰り返してます。夕方にはバケツやキーパーが空っぽになる日も多いです。
売る側として自分達が大好きなお花を廃棄するなんて悲しい事はしたくないですし、お客様には常に新鮮でピカピカのお花を提供できるので、お客様にもお花を長く楽しんでもらえます。日持ちが悪い夏は特にこのサイクルが重要になるのですが、今年は無事に達成できました(仕入が心配で胃が痛くなりますが)
もちろん夏だけではなく、胃が痛くても秋も冬も春も常にこのスタイルで頑張ってますよ。大好きな花をもっとお客様に楽しんで欲しいので。