先日、沖縄でも雪が観測されたというニュースが世間を賑わしていましたが、このあたりはパラつく程度で、この冬の積雪はまだの大阪。
お花屋さんの手帳 あきちゃんです。
そんな大阪の当店には、彩り豊かなサイネリアが入荷しています。
先日、沖縄でも雪が観測されたというニュースが世間を賑わしていましたが、このあたりはパラつく程度で、この冬の積雪はまだの大阪。
お花屋さんの手帳 あきちゃんです。
そんな大阪の当店には、彩り豊かなサイネリアが入荷しています。
こんにちは
暖冬だとはいえ、やはり寒い。特にお花屋さんはお花が主役のため、暖房はダメ。あったかシャツとあったかパンツ、そしてムートンブーツが手放せない。お花屋さんの手帳 あきちゃんです。
お花のメンテナンスとして、一番大切なのが、“水あげ”です。
お花が箱に入って入荷された時点では、お花は水が下がり、はやくお水をくださいといった状態。
たくさんのバケツに、茎を切ってはどんどん入れていきます。お花の入荷時は『今回のトルコキキョウは大きいね』『このガーベラ久しぶりだ』『かわいいね~』とか言いながら、みんなでわぁわぁ水あげをするのは楽しく、爽快な仕事風景です。
こんにちは、毎日暑いですね。お花屋さんの手帳 フラワーデザイナーのあきちゃんです。こう暑いと、野に咲くお花たちもかわいそうに感じてきますが、それでも元気に咲いてくれているのを見ると、私も元気になります。
今、自宅マンションの近くの公園に黄色いコスモスがきれいに咲いています。このお花はキバナコスモスというお花で、名前のとおりコスモスの仲間ですが、花の咲き方や色合いが通常のピンクや白のコスモスとは違います。
お花はピンクのコスモスに比べると少し小さ目になります。コスモスというと、秋に咲くイメージがありますが、このキバナコスモスは6~11月に咲く、キク科のお花で、ピンクのコスモスよりも早い、夏の時期に花を咲かせます。
花の色は淡い黄色から濃い黄色、赤っぽい色までまで幅があり、一重咲きののほかに八重咲きの品種もあります。
キバナコスモス
ピンクのコスモスと同様、長い茎とぎざぎざした葉が特徴的でアレンジメントに動きを出したい時などに、長い茎を生かしてアレンジするととても効果的です。また、実物との相性も良く、秋のリースなどにも最適のお花です。
しかし、キバナコスモスだと思って育てていたお花が実はそうでなかった!という、よく似たお花が存在します。それはオオキンケイギク(大金鶏菊)というお花です。
オオキンケイギクは、北米原産の多年草のお花で 5~7月頃にキバナコスモスに似た黄色い花を咲かせます。このお花はとても生命力の強いお花で、一度定着してしまうと、そこに現存している草花の生育場所を奪い、周りの環境を変えてしまうため、2006年に特定外来生物に指定され、生きたままの運搬や栽培などが原則禁止とされました。
オオキンケイギク
Photo:TANAKA Juuyoh (田中十洋)
ということは・・・ そう!その黄色い花の栽培は犯罪なのです。特定外来生物法により、個人が野外に植えたりした場合懲役3年以下または300万円以下の罰金が科せられてしまいます。
では、どうやって両者を見分けたらいいのでしょうか。
見分ける方法としては、葉の形を見ること。
キバナコスモスとオオキンケイギクの葉は形が全く違います。キバナコスモスのは葉がギザギザしていますがオオキンケイギクは長くて細い形をしています。
↑キバナコスモスの葉
↑オオキンケイギクの葉
みなさんのおうちや、ご近所さんのお花は大丈夫ですか?
街で黄色いコスモスに似た花を見かけた時は、ぜひ葉っぱの形を確認してみてください。そして、オオキンケイギクを栽培している人を見かけた時はぜひ一声かけてあげてくださいね。